皆さん、はじめまして。誰か私の背中を押して下さい。
金曜日からずっと廃人です。何も手につきません。
私は30歳独身。彼は6歳年上で既婚者。子供はいません。
出会ったのは、私が20歳の頃。ずいぶん長い付き合いです。
私は、ずっと彼と一緒に生きていくことを望んでいました。
彼とも何度も話しをしてきましたが、今思うと、お互いに結論を避けていたように思います。
でも、先週の金曜日に、彼が遠くへ転勤するという話を聞かされました。
私の「どうするの?」との問いに、彼は「本当に一緒にいたいしずっと考えてきたけれど、あなたとだったら何とかなりそうな気がする。でも、自分にはその勇気がどうしても出ない。自分が結婚した相手に、じゃぁ、さようなら・・・って言えないんだ。」
「あなたが思うような人間じゃない。逃げてばっかり。俺のせいで、本当だったら普通に家庭をもって幸せになれた人なのに・・・俺がダメな人間なんだ。電車に乗ると、周りの人たちが皆幸せそうに見えて、どうしてもっと早くに出会えなかったのか、そうしたら2人で普通に生きていけたのにと思う。」
そんなことを言ってました。
それで彼は、サヨナラを切り出したわけでなく、「じゃ、今のまま生きていけるのかといったら、そうじゃない。やっぱり今のままは嫌なんだ。」と言います。
彼も混乱しているのか、とにかく来月に転勤先へ行ったら、電話で声を聞かせて欲しいと言います。
私、何も言えなくて、彼のところに私の居場所がないと分かったから・・・悲しくて仕方がありません。
彼に何と答えればいいのか、涙しか出てきません。
- From:あい
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- Date:2004/04/19 11:20:00
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はる より:
あいさん、はじめまして。
10年というと、彼の結婚生活の大半ですね。
その間、ずっとあいさんは彼の居場所を作っていらしたのですね。
どれほど辛いかと思うと、慰めの言葉もありません。
無神論者の私が言うのもなんですが、これは天の配剤ではないかと思うのです。
勝手な想像で申し訳ないのですが、彼は気の弱さが優しさに見えるという人だったのかなと思うのです。
今回あいさんが気付いた通り、彼のところにはあいさんの居場所はない。
今まで、彼はずっとあいさんに甘え、あいさんに居心地のよい居場所を貰っていたのだと思うのです。
一人になるのが怖いでしょうね。
でも、それでも、一人じゃないと思い込んでいて、実はひとりぽっちだったことを、今回のように突然思い知らされるよりは、ずっとずっと寂しくも怖くもないですよ。
そしてね、10年間の長い間、やはり何も知らずにひとりぽっちで取り残されていた奥様のことも、考えて下さいね。
あいさんがどう思われているとしても、10年間裏切られて、家庭の中に放り出されていたということは、奥様もまたひとりぽっちだったということですから。
そして、奥様の孤独についての責任は、どんなに今辛い思いをしていても、あいさんにも半分あるのです。
彼の手はここで放しましょう。
そして、今あいさんの周りにいる、友達や家族に目を向けてね。
そして、これからもあるはずの友達との出会いにも。
ひょっとしたら、いつか巡り会うかもしれない、恋にも目を向けてほしいなと思います。
どうぞたくさん泣いて下さい。
どれだけ泣いても、嘆いてもいいのです。
一人で抱えるのが辛ければ、ここには相談部屋以外の部屋もあります。
ひとりぽっちで10年間頑張ってきたご自分を、どうぞ労ってあげて下さい。
あい より:
はるさん。ありがとうございます。
私、はるさんのレス読んで、声を出して泣いちゃいました。
この10年間、いつも気を張って生きてきて、誰にも苦しいこと
打ち明けられなくて、誰かに正論を言われて、責められることはあっても、
「泣いてもいい」なんて言われれたことなかったから。
本当に、独りぼっちで、なんとかしなきゃってことばかり
考えていました。
彼の奥さんも独りぼっちだったのですね。
彼の奥さんは子供が欲しかった人と聞かされました。
年月は過ぎて、奥さんは、40歳の誕生日を迎えています。
私は、自分に対しても、奥さんに対しても、彼に対しても、取り返しのつかないことをしてしまったのですね。
今の私の苦しさは、その責任なのだと思います。
きっと、彼は、これからも奥さんと向き合うことがないでしょう。私の存在があるからではなく、負い目を感じる相手を
避けてしまう、そんな人でした。
気の弱いと言えば、そうですね。
でも、そんな不十分で、迷いの多い彼を私は愛してきました。
はるさんのおかげで、人の温かさで、気持ちが少し、落ち着いてきました。
私も人に対して温かな人間になれるよう、彼を手を放して・・・辛いけれど、何度も言おうとした言葉を伝えようと思います。
ごめんね。今までありがとう。そして、さようならって。
最後の弁護人 より:
30歳!!まだまだこれからだね^^
いろんな心の中での葛藤が貴方を大きくしてると思います。
不倫というダンジョンをさぁ・・
突き詰めていくとさぁ・・・
不謹慎かもしれないけど・・・”愛に変わるんだよ”って・・
貴方の文章から読めたのは僕の勝手な読み間違いか?^^;
確かに貴方はそこにいる。
確かに貴方たちはそこにいた。
季節のように・・必ず時期が来て、・・そしてまた春が来るんだよ。
あい より:
はじめまして、最後の弁護人さん。
実は、私、あなたの言葉を待ってました。
文章に、すごく納得感があって、この人にそう言われたら、
やっぱり、それでいいのだと思えそうで。
私たちのこと、愛と思ってもいいのですか?
それが、許されるのですか?
彼は、私にも愛をくれたのですか?
今週末に、彼と会うことになりました。
「これが、最後だよ。」と伝えておきましたが、
私の言葉を、最初は、驚くだろうけれど、
きっと、受け入れてくれますよね。
最後の弁護人 より:
愛をくれた?という・・けれど・・
その程度の愛ならこの掲示板の不倫相手みんな持ってます。
そしてその”彼がくれた愛”に捉われるべきじゃないと思います^^;
貴方はもっと大きなモノをつかんだんじゃないかな?
じゃ無きゃ、こんな事言えないと思うんですよ。
”私も人に対して温かな人間になれるよう、彼を手を放して・・・辛いけれど、何度も言おうとした言葉を伝えようと思います。ごめんね。今までありがとう。そして、さようならって。”
コレは彼と貴方の仲での関係を”全て超えた”あと・・貴方が彼に告げる言葉。
コレを読んだら愛と感じずに居れませんでした。
そう・・すなわち彼と出会った恋愛は不倫と言う形ではあったけれど、その中でも評価すべき点があります
”彼は貴方に人を心から愛する事”を教えてくれた・・
”自分の為ではなく、彼の事を愛するとは?”
その答えを知ってるのは今の貴方。
そう、導いてくれたのも彼との愛の日々。
一般的な”不倫愛”をもらうより、そっちの方が僕はすばらしいものだと思います ^~^
”もう、忘れていいんだよ、心を2つに引き裂く事は無い
今まで十分貴方は私に尽くしてくれた、10年間ありがとう”
彼も十分悩み、疲れたはずです。
貴方も十分喜怒哀楽を10年過ごした。
結果、”別れと言う形”ではなく、”愛で送る”
ソレが貴方の誇りだよ。誇りを持って送り出そうよ。
あい より:
最後の弁護人さん、ありがとうございます。
>そしてその”彼がくれた愛”に捉われるべきじゃないと思います^^;
私、まだ求めていたのですね。
今さら、それを確認する必要もないのに。
>”彼は貴方に人を心から愛する事”を教えてくれた・・
>”自分の為ではなく、彼の事を愛するとは?”
うん。そうですね。それは、私にしか分らない。
人を心から愛したのだと、私は誇りを持っていいのですね。
また一つ、大事なことを知りました。
背中を押してくれて、ありがとうございます。
最後の弁護人 より:
ココのみんなソウなんだけど・・・
リバウンドがあるのよ。ソレをちゃんと予期して備えなきゃならない。
これからの自分の出来る事、出来ない事、今までと違った毎日のスタート、日々の楽しみ、悲しみ、果ては見るドラマや行きつけの店まで変わる。
潔く誇りを持って10年を全うして、貴方は次は何をすべきか?何がしたいのか?
次の壁を作り超えるのは貴方であり、”多かれ少なかれみんなやって来てる事(苦労)”をやり直さねばなりません。
10年前からすでに独身の友人がやってきた事、恋愛、別れ、出会い、親、結婚、出産、夫の不倫、夫の左遷、家族に対する仕事、子供の養育、夜鳴き、発熱、通院、姑、家の購入・・・果ては教育ローン、塾、入学、学級懇談、地区自治会、買い物、洗濯、風呂便所掃除、・・・・家計簿。
やる事・・・たくさん有りますね・・^^;
まだ経験してない事、たくさんありますね^^;
玄米 より:
あいさん、はじめまして。
じつは今朝、スレッドを拝見して、書かせていただこうかと思っていたことが、夜見たら、ほぼすべて書かれているので、ROM&テレパシーに徹しようかと思ったのですが。。。
ひとつは、「あいさんは、人を愛することのできる人だ、と思いました」ということ。
もうひとつは「心から人を愛したこと、そのことは、“誇り”ですよね」ということです。
・・・あとだしジャンケンみたいなカキコミですけど、ほんとうに、そう思ってました、私も。
“誇り”は、あいさんの心のなかにも、あいさんの外側にも、自然ににじみでてくるものだと思います。
これからきっと、いろいろな感情があるでしょう。過去の“意味”は時間とともに、変わる。過去が“過去”になるにも、時間がかかるしね。。。きっと、彼や彼のまわりの人たちに対する思いも、いろいろ、変わっていくでしょう。“距離”ができてくれば、今までにない思いも出てくるかもしれない。それもすべて“豊か”なことだろう、と思います。その、真ん中にはきっと、あいさんの“心”があって、“誇り”があるんだろうな、と感じます。あいさんのなかの〝時間の流れ〟をどうぞ、お大事になさってほしいです。
あい より:
玄米さん、ありがとうございます。
私、ここに来て、本当に楽になれたんです。
苦しかったです。辛かったです。
本当は、まだ泣いているんです。
でも、嘆いて、自分を分ってもらおうとひっしだった涙は、
相手を受け入れる涙に変わりました。
勝手で未熟だった自分を恥ずかしく思います。
自分と向き合うことを避けてきたけれど、
今、一生懸命に、自分と向き合っています。
ただ、失うことを怖れていた自分。
それなのに、勝手な理屈で強がっていた自分。
失いたくないと、それが幸せと思えたこと。
握りしめていたことが、幸せを遠のけていたこと。
でも、その手を放した時、初めて得たものがあります。
玄米さんも、最後の弁護人さんも、
私のこれからまで心配してくれて、
でも、乗り切るのは自分だと教えてくれて、
感謝しています。
私は、これから、まだまだ沢山の思いと
向き合わないといけないのですね。
それがどんなものか?正直、まだ分らないですが、
一つだけ言えることは、素直になって、
自分1人で頑張り過ぎないでおこうと思います。
今まで、人の話に耳を貸さず、自分を通してきたことで、
私は、ものすごい周り道をしてしまいましたから。