ずいぶん前に、結婚している人を好きになり、相手も好意をもってくれているということで、先に進もうかと思っているところで相談させていただきました。
いろんな方に、たくさんのアドバイスと励ましを頂いて、とても嬉しかったのを良く覚えています。
みなさん「不倫はつらいから、やめられるうちはやめたほうがいい」と言ってくださったのに、どうしても気持ちが抑えられなくて、彼に告白をしてしまいました。
それからは会えばキスをする関係が始まりましたが、より深い関係はやんわりと拒まれていました。
私としては、会う時間が限られているから、その分、身体だけでも繋がりたいと思っていましたが、彼はそうではなかったようです。
そのままの関係が1年近く続き、彼の仕事も忙しくなって会えない日が多くなりました。
会えない寂しさと、彼の体温を直に感じられない虚しさが混ざって、だんだん彼に詰問するような形になってしまって。
先月、話し合いのようなものをしていたら、彼が「子供は大事だ」と言ったんです。
「悪さばっかりするクソガキだけど、やっぱり子供は大事なんだ。」
「カミサンのことは、昔とは違う思いだけれど、それでも結婚するときにはコイツだって思った。」
って。
「家族を裏切れないから、セックスはしないの?」と私が聞くと、頷きました。
「じゃあ、なんでキスはするの?」という質問には、「そうだね・・・ごめん」と謝られました。
それからしばらく会わなかったんですが、彼の「子供は大事だ」という言葉が耳に残って仕方ありませんでした。
彼には、いちばん大切にしたい人がいる。
それは、わかってはいたけど、知らん振りしようとしていたことです。
でも知らん振りができなくなってしまいました。
「家庭を大切にする彼が好き」と言えるほど、私は強くもないし、心も広くない。
本当に辛くなって、つい先日、彼に別れを告げました。
中々口でうまく表現できない私は、会う前にメールで気持ちは伝えていたので、彼は「きみの気持ちはメールでも十分に伝わったから」と言ってくれました。
話してる間、涙が止まらなくて。一生懸命笑おうとしてるのに、顔を見ると涙が溢れてしまって。
私が笑って、「やっぱり抱いとけばよかったって思わせてやるんだから!後悔しないでよね~」と言うと、
彼は「抱いとけばよかったって思うより、なんで僕は独身じゃないんだろうって思うよ・・・」と言いました。
「結婚してたって、独身にはなろうと思えばなれるんだよ」って言いたかったけど、やめました。
他にも言いたいことはたくさんあったけど、飲み込みました。
これで終わりになるのに、これ以上彼を苦しめることはないと思ったから。
言いたいことを言って、私がスッキリするとも思えなかったから。
私はまだ彼のことが大好きです。
できることなら「やっぱりまた会いたい」と言いたい。
彼も「僕にとっていちばんいい出逢いだった。」と言ってくれました。
「この先、きみが誰かと付き合ったり結婚したりするのを祝うことはできないけど、祝う振りくらいはするかもね」と。
最後にギュッと抱き締め合って、キスをして別れました。
お互い想いがあることをわかっている相手を諦めるには、どうしたらいいんだろう。
彼は同じ会社の私の上司。イヤでも顔を合わせます。
明日の月曜日、どういう顔をして挨拶すればいいんだろう。
私は泣いてしまったりしないだろうか。
いろんな不安がある反面、別れ話をしてから初めて顔を見ることができるのが嬉しい。
気持ちがぐらつきます。
長くなってすみません。
しかもこのサイトでいいのか悩みましたが、どうしても吐き出したかったんです。
ありがとうございました。
- From:はるみ
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- Date:2004/07/11 18:33:00
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すもも より:
はるみさん
あなたは彼に何を望んでいたの?
離婚してあなたと一緒になってくれることを期待して告白したの?
想いが通じあったって、二人に明るい未来はないことは、
わかった上で、告白したんじゃなかったの?
一線を越えなかったってのは、彼のはるみさんへの誠意だと
思いませんか。
自分を好きだと女性からアプローチされて、1年も我慢
できる男なんて、珍しいと思いますよ。彼はそれを我慢した。
そういう、家庭を大事にしている彼だからこそ、はるみさんは
好きになったんじゃないの?
はるみさんの好きな彼は、「家族あっての彼」なのよ。
あきらめる努力よりも、「いい女逃したな」って彼に思わせて
やる!っていう考え方で、女磨きの努力をする方が前向きだと思う(^^)
直属の上司じゃ、ツラさが癒えにくいとは思うけど。。。
ここは頑張って、としか言いようがないなぁ。。
私だったら、辛い顔寂しい顔は絶対見せずに、余計に仕事頑張って、
「全然平気よ」って自分を無理に作っちゃうかな。。。
玄米 より:
はるみさん、はじめまして。
大好きな人は、大好きなままで、よいのではないでしょうか。
はるみさんとその人のやりとり、何度も読んでしまいました。
なんだか、こころ、あたたまる思いが・・・しました。
はるみさんのことも、大事に、まじめに、考えている人なんでしょうね。
そう感じました。
大好きな人は、大好きなままで、いいと思います。
いつか、時間がたったら、温かさが残る。
もしも、温かさが、たしかなものなら。
まじめな、二人が、こころをこめて、まじめに、向き合おうとしたこと。
でも、状況の設定で、それがかなわなかったこと。
思いやりとまじめさで、ふみこまなかったこと。
こころと、こころで、お話ができる、二人だったのではないでしょうか。
つらさや、欲望や、嵐のような感情や、涙がすぎさったあとには、たとえ、別々の人生を歩んでいっても、温かさは、ずっとずっと、内側にのこって、こころのうちに、ともり続けるのではないでしょうか。
はるみさんの書き込み、何度も読みたくなる、書き込みでした。伝わってきたあたたかさに・・・こんなこと云うのはふさわしいかわからないけど、感謝します。ありがとうございます。
これからのお幸せを、お祈りします。
はるみ より:
すももさん、玄米さん、早速のお返事ありがとうございます。
すももさんのおっしゃる通り、たとえ彼と気持ちが通じ合ったとしても、将来のないことはわかっていました。
「仕事がすごく大変なとき、支えてくれたのは家族じゃなくてきみだった」
そう言ってくれた彼の言葉にすがりすぎてしまったんです。
それでも、「離婚するから」とは言わない彼に、とてもつらいけれど誠実さを感じました。
確かに、私が好きになった人には家庭がありました。
家庭をもっているからこその今の彼の姿なのかもしれません。
でも、やっぱり「家庭のある彼」が好きなのではなく、「彼」が好きなんです。
それは、ここで悩んでいるみなさんそうだろうとは思いますが。。
私もすももさんと同じで、彼に「取り逃がしたな~」って思わせてやるって思ってます。
頑張って笑って過ごします。
玄米さん、優しい言葉をありがとうございます。
温かさはこころの内に残る・・そうですよね。
彼とはなかなか2人で会う時間がとれなかったけれど、彼は私の気持ちをわかってくれる人です。
私がふと「好きだ」と言えば、「うん、わかってるよ」とニッと笑って答えてくれました。
私のいろんなことをわかろうとしてくれて、受け止めてくれた。
そんなに大切にしてくれる人に出逢えたこと、幸せな時間を過ごせたことを嬉しく思います。
彼にはとてもとても感謝しているんです。それは本当に。
こんなに私が他人を愛せることを教えてくれたから。。
玄米さんも、幸せな生活が送れますように・・。
とおこ より:
> でも、やっぱり「家庭のある彼」が好きなのではなく、「彼」が好きなんです。
あなたがどう考えたくとも、彼の姿というのは
「その後ろに家庭があっての、妻との歴史があっての彼」
にしか過ぎないんです。そこ忘れないほうがいいですよ。
結婚してたって、確かに独身にはなろうとおもえばなれるけど
身軽に恋愛するために妻を捨て子供を捨て、
独身の人が考えている以上にそれは鬼畜な行為です。
それから、「抱いとけばよかったな」っていうのは
彼があなたに本気であってもなくても
男なら絶対おもってることだとおもいます。
特にあなたが綺麗に身を引いたのならなおさら
「こんなに後腐れなく別れられるなら抱いときゃよかった」
くらいには必ずおもってるはず。
あんまり彼との出来事を美化すると、
これからまた痛い目にあいかねないので
難しくても少しずつ現実面から見つめる努力をしてみてはどうかな。
かなめ より:
とおこさんに一票。
はるみ より:
とおこさん、かなめさん、お返事ありがとうございます。
「その後ろに家庭があっての、妻との歴史があっての彼」
というのは、重々わかっているつもりです。
結婚している人が独身になることが大変なのも、わかります。
それでも、「僕が独身だったらよかった」と言う彼に、
「独身になりたいなら、なろうと思えばなれるんだよ」って言いたかった。
もちろん、現実に彼がそうするとは思えないし、
たぶんそうなりたいわけでもないのでしょうが。。
私も実際にそれを口にすることはできませんでした。
「抱いとけばよかった」
彼が思ってくれるなら、それはいいんです。
そう思わせたいって思ったし。
でも、「こんなに後腐れなく別れられるなら抱いときゃよかった」
って、別れることが嬉しいことのように、みんながみんな思うとも限らないと思うんです。
これも私の願望なのかもしれないけれど。
楽しいこともあったけど、つらいことのほうが多かったから、彼とのことを美化するつもりはありません。
でも、いい思い出にはしたいと思います。
彼が本気だったにしろ本気じゃなかったにしろ、私が本気で好きになった人だから。
それは自信をもって言えることです。