「誰にもうちあけられない。ほんとだったら、全部ぶちまけて一番叱ってほしかった相手に苦しさをうちあけられない」。
これが、私が不倫の恋を終わらせたつらさを乗り越えるための障害になっています。
10歳下の女性と不倫関係になりました。
付き合った期間は1ヶ月間でした。
妻のため、子どものため、そして彼女のため、当然自分のために別れを決断しました。
彼女のことをいとおしく感じはじめていた時期に別れを選びました。
自立し、社会的に成功している妻、日常会話にさえも緊張を強いられる妻とはまったう違うタイプの彼女。
別れは、とても、とても、つらかった。
ただ、まだ彼女の心が自分にあることを確信していた私は、まだ楽に別れを切り出すことができた。
その後、彼女が選んだのは、私が一番信頼し、へんな言い方ですが「好意を寄せている」同僚（Ａ）です。
周囲も「ベストパートナー」と認めるほど、Ａとは公私ともに親しくしていた。
そして、私はＡが彼女に好意を寄せていることも、当然知っていました。
当初、彼女から「Ａのことを好きになりかけている」と聞かされたとき、私は「彼はすばらしい男だ。きっと幸せになれる。ただ、彼を傷つけたくない。だから自分たちの関係を絶対に話してはいけない」とアドバイスしました。
まだ彼女に未練が残っていましたが、自分が好きな人間が二人とも幸せになってくれるのなら諦めがつくと、そのときは思っていたのです。
二人が実際に付き合い始めたのかどうか、よくわからないままだった先日、Ａから突然、「じつは、全部知っているんだ」と切り出されました。
彼女が私に好意を寄せていたことを知っているＡは、彼女の「付き合ってほしい」という告白を受け流し、私の名前を出して断ろうとしたそうです。
そして、彼女は泣き出し、すべてを話した。
すべて話した彼女に対して、Ａはすべてを受け入れ、そして、彼女の告白を受け入れました。
Ａの話が終わったときに感じた感情はなんだったのでしょうか。
まだ自分のものだと思っていた彼女が完全に去っていった寂しさ。
Ａをだまし、裏切った自分の愚かさ、醜さ。
Ａの高潔さに対する敗北感。
そして、幸せそうに、私のことを「過去」として語る彼女に対する、ある種の憎しみ。
私の前で楽しそうに微笑む二人に対する嫉妬。
完全に彼女を失ったつらさに加えて、「一生付き合っていきたい」と思っていたＡが、どこか距離をおくようになったことが、どうしようもなくやりきれない。
自分にホモセクシャルな感情があるのではないか、と疑うほどＡを失ったことに対して落ち込んでいます。
誰でもいい。
私を罵倒し、そしてもしわずかでも私にその資格があるのなら、どうか慰めてほしい。
言葉がほしい。
- From：アキラ
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- Date：2004/03/03 16:11
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えんじゅ より:
あなたは勇気がある方です。
私はあなたを尊敬します。
あなたは、周りの人、そして彼女のこと、いろんな事を考えて、『別れ』を選びました。
そして、別れました。
『これでよかったんだ』と・・・
そう思えるときがくるでしょう。
そして、Aさんとも、また心から分かり合えるときがくるかもしれない。こないかもしれない。
それでも、その事を受け止めて生きましょう。
あなたは、間違っていません。
大丈夫です。
ちなみに、私はW不倫暦3年。
まだ別れられません。
Date：2004/03/03 17:48
きなこ より:
自分が信頼していた相手に裏切られたら、そりゃ～引くでしょう？
Aさんにしてみたら、アキラさんは裏切り行為が出来る人いう情報がインプットされちゃったのよ。
仕事とプライベートは別問題だけど、少なくともプライベートな部分でAさんはもう貴方を信用できないかもしれないよ？
信頼関係はまた築くことはできるけど、それは大変な道のりなんだと思う。
Aさんと一生付き合いたいなら、また信頼してもらえるように頑張るしかないでしょう？
ま、Aさんにその気があるかどうか…っていう問題もあるけどね。
それは仕方ないですよね、貴方が裏切ったんだから。
それよりもさ～、ご家族に対しては？
貴方、Aさんだけじゃなくて、ご家族のことも裏切ったんですけど。
こっちのほうが大きな問題だと思うのだけど。
わざわざバラすこともないのかもしれないけど、奥さまやお子さんは騙されたまま一生を過ごすのでしょうか？
なんだか、お気の毒…というか…適切な言葉が見つかりません。
Date：2004/03/03 18:48
通りすがり より:
正直言うと、あなたにとっては、あなたの「大切な彼女」が一番良い思いをしたんだから、まぁ、いいんじゃないかと…
既婚者と付き合って、奥様・家族に責任とらず、ちゃんと次の「いいひと」ができたんだし…
アキラさんがAさんに信頼なくされてもしかたない、それだけのことしちゃったんだし…
夫婦も友人も、一度なくした信頼を取り戻すのは並大抵の努力じゃないですよね。
ただ、ご自分から彼女との交際を止めたのは評価できますよね。
たいていの既婚不倫男性は自分から言い出すのはなかなかできない。
特に奥様にばれてないと、自分の都合良いように続けてしまいますものね。
土壇場で、あなたの誠実さが出たんですね。
でもなぁ、やっぱり奥様がこれから一生騙されたまま過ごされるのかと思うと、どの登場人物よりお気の毒に思います。
Date：2004/03/03 20:30
とおこ より:
ん～この彼女ってかなり軽率だなっておもいましたね。
Aさんもさ、自分の信頼してた相手との不倫なんて打ち明けられてショックだったとおもうし、最初はよくてもその「重み」は確実に二人の仲に影を落としてくるとおもうのね。
だってそんなに仕事で近しい仲なら、日常の話題にだってあなたが登場することが一杯あるでしょう。
別に隠し通せってことではないんだけど、元不倫相手とそんなに近距離の相手を選ぶっていうのも、ちょっとなんか縄張り狭いって感じするし。
たぶんアキラさんは、彼女がAさんに自分の不倫をぺらぺらバラしてしまったことが一番辛いのではないかしら。
男って、異性に軽蔑されるより同性に軽蔑されるほうが堪えるような気がするな。
そのAさんって人、曲がったことが嫌いなタイプだったら、別に相手がその彼女でなくても、アキラさんが不倫するような男だったってことで距離を置いてるのかもしれない。
やってしまったことはもう消せないし、これからのことを考えたらどうかなあ。
彼女のこともAさんのことも忘れて、奥さんに目を向けてみようよ。
Date：2004/03/04 01:54
アキラ より:
みなさまへ
ありがとうございました。
ひとつだけ誤解されているようです。
私と彼女が不倫関係になった時点では、Aが彼女に好意を寄せていたことは知りませんでした。
では、もし知っていたら…。
それも、いまとなってはわかりません。
私は結婚すべきではなかった人間なんだと思います。
妻にも子どもにも愛情をそそげず、Aのことが好きなんだと自覚しはじめた今、そう思います。
彼の笑顔を見ることができないのが一番つらい。
昨日、彼女から電話がありました。
まだ迷っているようでした。
でも、私にとっては、もうそんなことはどうでもよかった。
最後に、「えんじゅ」さんへ。
ありがとう。ほんとうにありがとう。
「あなたは間違っていません」。
誰からでもいいから、この言葉がききたかった。
Date：2004/03/04 07:15