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別れても彼を愛してる

私は31歳独身・小学生の子供がひとりいます。
彼は39歳既婚・3歳になる女の子がいます。

知り合ったのは2年前です。
最初、彼は1人暮らしをしていて、結婚しているなんて夢にも思っていませんでした。
その後、籍を外していない家族がいることを知りました。

彼は私の息子とも仲がよく、最初は幸せな生活をしていました。
でも、彼が既婚者だと知ってから私たちの地獄は始まりました。
「結婚してたのね・・・。じゃあ、もう付き合えない・・・。」
そう言えたらどんなに楽だったでしょう。

その時には私はすでに、彼なしの生活に耐えられない状態になっていました。
もちろん、息子も新しいお父さんとして受け入れてくれていたのです。
付き合い始めてから1年は過ぎていました。

その後、彼が奥さんと同居することになりました。
理由は今住んでいるアパートを出なきゃいけなくなったからという事でした。
その時点で私は気づいていたのです。

私は、彼の家庭不和の一時的な避難場所でしかなかったんだということに。
それでも、離婚の話し合いはしてると言う彼を信じたい気持ちでいました。
でも、ならなぜ離婚しようと思って別居してたのに、また同居するの?
不信感は募れど、彼に対する気持ちは忠実なまでに残っていました。

もちろん、彼の気持ちはわかります。
家庭を持った以上、家族を養っていかなきゃならない。それは離婚をしてもかわらない。
でも、彼は「子供が大きくなるまで離婚したくない。」「娘を手放したくない。」「お前ならわかってくれる。」そう言いました。
彼が同居しなかったら、会わずに待つこともできたでしょう。
でも、奥様と子供が同居しているのに、私は不倫の関係を続けることはできません。

子供や、奥様が傷つかないうちに、状態を好転させなくては・・・。
その思いだけで私は別れを決断しました。

彼は、「お前はそれでいいのか?大丈夫なのか?」って言ってくれました。
でも、今はその言葉が悔しいです。
彼は、今でも私たちに優しくて、とても大きな存在です。
家庭を大切にするいい人・・・。そういう捕らえ方も出来ますが・・・。
実際、不倫をして家族を困らせているじゃない。私も錯覚してたことです。
離婚してくれないのは、家族思いの優しい人だからじゃなく、優柔不断の自己中なだけ。

それでもまだ彼を愛しています。
そんな自分がイヤで仕方ないのです。
だから、大好きな彼に最後のプレゼントしました。
私から「別れてください。」とお願いしました。
彼は、黙ってそれを認めてくれました。
彼の優しさにはじめて感謝しました。
10年後、もし気持ちが残っていたら、また逢おうと約束して別れました。
お互い1人だったらですが。

今はまだ私の気持ち、整理がつきません。
ただ、子供を理不尽な状態に追い込みたくなかった。
彼にとってもそれが1番いい選択だと思った。
今、彼も苦しんでいると思います。
でも、自分たちが犯した罪・・・。それは自分たちで償うしかないのです。

子供がいるから別れられない・・・とか、
愛してる・・・とか、
家庭を守るのが男の役目・・・とか、

そんなことを言っている男の人と付き合っている人、たくさんいますよね?
彼は本当に良い人なのかもしれない。
でも、本人は気づいてないだけで、不倫という病気にかかっているだけです。
不倫の常套句ですよ。

愛してるのは君だけだから・・・なんて。

それでも、彼をまだ愛している私は相当バカな女です。

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コメント(5件)

  • 最後の弁護人 より:

    お気持ち・・察します。

    Date:2004/02/29 08:28

  • はる より:

    静流さん、はじめまして。

    「別れたいの」と、相手に決定を任せるのではなく。
    「もう会わない」と、相手を切り捨てるのでもなく。
    「別れて下さい」とお願いして、願いを聞き届けて貰う形で彼を解放してあげたのですね。
    こんなことできる人がどれだけいるだろう、自分が同じ立場だったとしたら・・・
    優しさとか誠実という言葉が頭に浮かびました。

    二人が犯した罪と書いておられますが、あなたは罪を犯したというよりも、一年間信頼していた夫に裏切られた妻と同じような立場だと思いますよ。
    まだ愛しているのはバカでしょうか?
    裏切られても夫を許してやり直し、愛し続ける妻はバカだと思う?

    どんな心から出たことであれ、彼があなたやお子さんに示した優しさや気遣い、思いやりの行為は事実として存在したのです。
    それにあなたが彼にしめした愛情も、優しさや気遣い、思いやりもね。
    おそらく、相手の不貞を許して再出発する夫婦があるのは、その事実によるところも大きいと思うのです。

    静流さんの場合は、やり直そうにも彼がそもそものスタート地点に立てる人ではなかった。
    そういうことなんだと思うのですが。

    自分を嫌わないで。
    早く彼が「愛している人」から「かつて愛した人」になることを祈っています。

    それから、静流さんはお子さんを守っている人だから、少しだけ心配です。
    こちらの信頼を受け取るにはあまりに心が弱い人達がいます。
    でも、それをしっかり受け取ってくれる人達もちゃんと存在しています。

    おせっかいな言い草ではありますが、今回のできごとで臆病になって、これから出会う人達を最初から疑いの目で見る癖がつきませんように。

    Date:2004/02/29 14:44

  • 静流 より:

    みなさん、心温まるレスをありがとうございます。

    自分がまさか不倫をすることになるとは思っても見なかった。
    そのショックは未だ消えることはありません。
    でも、私には愛よりもその理不尽な関係が許せなかった。
    それでもまだ彼を愛している・・・。
    それが切なくて、悲しくて、苦しいのです。
    私も一度は家庭を持った女です。
    家族の大切さはわかっているつもりです。
    無償の愛は、家族にのみ与えられるもの、無条件の愛は、まわりを省みず与えてしまうもの・・・。
    まさしく、不倫はその状態でした。
    苦しんで、待つばかりの恋は何も生まれないどころか、多くの破滅を呼ぶのでしょうね。

    私のお願いを聞いてくれた彼に感謝こそすれ、
    恨んではいません。

    私が愛した人ですから、彼が守らなきゃいけないものを私も守る義務があるし、私も子供を守る義務があります。
    それは、お互い納得しての別れしかなかった・・・。

    別れてくださいとお願いしたのに、彼を忘れられない私は、ずるい女です。バカな女です。

    でも、しばらくはバカな女のまま、彼を遠くから見守ってあげたいと思います。

    みなさん、どうもありがとう。
    私が彼を本気で好きだったこと、聞いてもらえて嬉しく思います。
    みなさんのお幸せをお祈ります。
    ご自愛下さい。

    Date:2004/03/01 04:29

  • 雪うさぎ より:

    静流さん はじめまして。

    みなさんがおっしゃっているように、貴女は間違っていない。。。

    彼を愛した自分。
    彼を忘れられない自分。

    すべてひっくるめて、自分を愛してあげてくださいね。

    Date:2004/03/01 09:32

  • 静流 より:

    ありがとうございました。

    いつか、いい思い出になる日がくることを信じて、がんばって生きていこうと思います。

    Date:2004/03/01 11:11

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