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天の配剤

先日、皆さんにいろいろアドバイス頂いた、あいです。
先週の金曜日、彼との10年の月日に別れを告げることができました。

今まで逃げていたこととちゃんと向き合えたのは、本当に皆さんのおかげと感謝しています。
そして、たぶん私にとって、人生最大の困難を上手に乗り越えたような気がしています。

ハルさんが教えてくれた"天の配剤"という言葉。
最後の弁護人さんが教ええくれた"もう、心を2つに切り裂く必要はないです。"という言葉。
玄米さんが教えてくれた"豊かさ"や"誇り"という言葉。
その言葉をかみ締めて、自分の言葉にして、伝えることができたと思います。

泣きながら自分を責める彼を、前の私だったら受け入れて「何とかしなくちゃ」と、そう思ったはずです。
でも今は、彼に気づいてもらいたいと思いました。
「あなたは、いつまでも自分のことしか考えていないよ。苦しいのなら、辛いのなら、奥さんのために何ができるかを考えてね。ちゃんと向き合って、自分の答えを見つけてね。人のために生きていくことは、あなたが思うほど苦しいことじゃないよ。」

彼にはその意味が分らなかったみたいで、今は何も考えられないと言ってました。
1週間前の私も同じでした。
これから彼も、私と同じように答えが出る、もうこんな思いは嫌だって、気づいてくれると思います。

それから2人で食事をして、いつもの通り話をして笑って、穏やかな時間でした。
最後に彼は、「天の配剤か・・・いい言葉だね。あなたは人として自分を超えたしまったんだね。すまなかった。あなたのような人とはもう出会うことないよ。」
「私もそうだよ。私のこと、そんなふうに言ってくれる人いない、あなただけだよ。でも分ってしまったの。ごめんね。今までの楽しい日々をありがとう。」
もう、彼と話すことはないと思いました。
私には、もう彼は必要ない人なのだなと思えました。

そして、信じられないと思いますが、翌朝に雪が降りました。
4月に雪を見るのは、私、初めての経験です。
頭に浮かんだのは、天の配剤・・・
自分の中で、精一杯背伸びをした私。
もう十分ですよね。

ごめんなさい。
ここに書くことで、完璧に終わりになるような気がして、勝手に書かせて頂きました。
全部、全部、皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

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コメント(4件)

  • はる より:

    あいさん、こんにちは。
    おつかれさまでした。
    ほんとに、もう十分です。

    人のために生きる事って、ほんとに辛いことではないですよね。
    それが、自分のために生きることと同じならば。

    愛や好意、相手のある気持ちには、必ず見返りがあります。
    期待するかしないか、期待通りか否かは別として。

    今現在、あいさんの周りには、ご家族や友人をはじめとして、あいさんに愛や好意を受け取って貰おうと差し出した手を、あいさんに気付いて貰うのを待っている人がたくさんいるでしょう。

    これからは、与えるばかりではなく、たくさん受け取り続けて下さいね。
    そして、誰でもないあいさんご自身に、たくさん愛をあげて下さいね。

    次にあいさんが背伸びするときは、泣き顔で無理してではなく、笑って幸せに向かって背伸びなさいますように。
    あいさんのしあわせを願っています。

  • 玄米 より:

    あいさん、私の言葉にも触れてくださってどうもありがとうございます。(〝愛のダンジョン〟…でしたっけ?…は最後の弁護人さんのお言葉な気もしつつ、光栄です。)

    「もう、彼と話すことはない。今の私にはもう必要のない人」

    ・・・そう思うのが、そう思えるのが、愛なんだと思うよ。今のあいさんの、彼に対する〝愛〟なんだよね。

    私は、そう思います。

    私が、こう書くこと、こう書いている気持ち、きっと、あいさんには、伝わるんだろうなぁ・・・と思います。

    あいさんは「自分の思いだけで回り道をしてきた」と前のスレッドでお書きになっていましたよね。私は、そのお気持ちに思いをはせつつ、じつを云うと、ほんのすこしだけ小首をかしげて、読んでいました。
    私は、人は、それまでに生きてきたすべてを、今の、そして、これからの、自分のためにも、人のためにも使えるのだと、思います。

    なんだか、全然関係ないようなことですが、ふと、書きたくなったので、どうか、書かせてくださいな。。。

    私が最高に尊敬する人物の一人に、バックミンスター・フラーという20世紀の米国人建築家がいます。ユニットバスや、ドーム構造の建築物や、「宇宙船地球号」という言葉や、いろんなものを世に送り出した、傑出した発明者です。

    彼はビジネスに失敗したりいろいろとあって人生がてんでうまくいかなかった32歳の失意のどん底で、入水自さつをしようとします。そのとき、夜中に湖畔で、一人で、自分の人生を真剣に、真剣に考えて、身を投げるのを思いとどまるの。
    考えてみれば、自分が失ったものは何もない。自分の人生経験で他人のために使えないものはなにもない。人生に良い悪いという評価はない。楽しいこともあれば悲しいこともある。それはじつは経験の宝庫で、どれもこれも、宇宙船地球号に乗り合わせた仲間の乗客たちの利益のために使うことができる。・・・

    「私たち一人一人はかけがえのない経験の目録。他の人たちが、私と同じようにやって傷つくことがないように、自分の経験を使うことができる。私が感じたような苦しみを他人が感じないですむように、彼らを助けることができる」

    「私がなぜここにいるのかはわからない。けれども、人類からこの私という特別の経験目録を勝手にとりのぞいていもかまわない、とは云えない。私たちは他人を助けるために生まれてきた。人はだれもが全人類と関係している。その大いなるデザインの一部として自分を見れば、私は、私の経験を人類のために役立てることができる。しかし、身を投げてしまえば、そんなことはできなくなる」

    そして、バックミンスター・フラーは、「人生を違ったふうに見よう。これからは〝自分〟のためには生きず、自分の人生と経験を他人のためだけに使おう」と、90歳近くで亡くなるまで精力的に仕事を続けるのです。

    私は、〝他人のためだけに〟自分の人生を使う境地にはまだまだとてもじゃないけど達しませんが、「実をいえば、今までの自分の人生のすべてを、自分のためにも、他人のためにも使えるのだなぁ」とはいつしか気がつきました。それに気がついたとき、ほんのすこしだけ、ほんのすこしだけ、大人になった。それは、この掲示板へのカキコミや、あいさんをはじめとする、真摯に生きる多くの人たちの交流を通じて、教えられた、教わったことでも、ほんとうにあるのです。

    利他的であることが、イコール利己的である。
    そういう人生や、そういう人生を生きている人たちや、そういう心ばえを持つ人たちは、この世には、じつは、めちゃくちゃたくさん、いるなぁと、私は思います。

    利己的であることと利他的であることって、人の心の深いところでは、じつは、イコールなんじゃないかな、と思うことがあります。

    あいさんへ、と思って書きはじめて・・・なんだか、わけのわからないようなカキコミになっているのですが、すみまません(笑)。

    すてきな書き込みを、どうも、ありがとう。

    どうもありがとう。

    私の想像のなかで、白い明るい、空から、羽のようにふわりと、降ってきた雪。
    見上げるあいさんの、瞳。
    心。

    私のこころも、なにかを・・・感じるようです。

    かぜなどひかないでね。どうか、自分をあっためて、あっためて、過ごしてね。

    あいさんとの交流、「玄米」に呼びかけてくださったこと、かさねて、感謝します。きりがないので、このへんにします・・・^^;長くなって、ごめんなさい。読んでくださったら、どうもありがとうございます。

  • 最後の弁護人 より:

    雪ですか・・

    やっぱ、空から見てるひとも居たんですね^~^。

  • あい より:

    本当に、空の上で誰かが見ていたのですね。
    バックミンスター・フラーさん、恥ずかしながら、私には、
    初めて耳にする名前でした。
    でも、彼の言葉が私の心に響いて、やられたなって思いました。
    人生の躓きは人それぞれ、感じ方も様々。
    乗り切れる人も、もうダメだと思う人もいて、
    私は、たまたま深みにはまって、自分を知ることもせず、
    悩んで、苦しんで・・・でも、そうゆう時間があるから、
    誰かのために、何ができるか、それが、どれだけ自分を
    幸せにしてくれるのか、そして、

    >利他的であることが、イコール利己的である。

    そこにたどり着くということでしょうか。
    私は、これからも、いろいろなことに迷い、とまどい、
    自分を見失う時があると思います。
    玄米さんには、きっと、これから先の私の姿が見えていて、
    教えてくれたのですよね。
    泣き顔で立ちあがったばかりの私に、1人じゃないよ、
    大勢の人たちがそう生きている、大丈夫だよ、
    幸せになるんだよ、笑顔で見送る玄米さん、ハルさん、
    最後の弁護人さんの姿が見えたような気がします。

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