あなたのくれた言葉の半分は、
すごく嬉しい言葉でした。
それは、
私を愛していると、大好きだと言ってくれました。
私の欲しい、優しい甘い言葉を、
たくさんたくさんくれました。
とても夢うつつな言葉でした。
あなたのくれた言葉の半分は、
すごく寂しい言葉でした。
それは、
あなたの大切な家族の事を伝える言葉でした。
奥様の心を心配する言葉でした。
あなたの大切なお子さんを思う言葉でした。
とても現実な言葉でした。
私はあなたの言葉に溺れ、
あなたの言葉に沈みました。
あなたの為に外見を磨く努力をしました。
でも、私の中はとても綺麗と言える状態ではありませんでした。
あなたとの時間を独占できる奥様を、
羨み 妬み 嫉妬して・・・
あの頃の私は、
ただ・・・
あなたを想うと、せつなくて。
あなたの腕の中で私は、
溶けて無くなってしまうんじゃないかと思うほどに・・・
あなたのことが、愛しくて 愛しくて。
奥様と私。
2人を前にして、
「両方好きなんだ・・・」って、なんて馬鹿な言葉・・・
それは紙切れ一枚の重みで、私の負けでした。
あなたの広い背中が大好きです。
優しさを ありがとう。
こんなにも人を愛せることを教えてくれて、
ありがとう・・・
本当にさようなら。
私を想ってくれる人を、想っていこうと思います。
- From:snow
- View:942回
- Comment:0
- Trackback:0
- Date:2006/10/30 22:30:00
この手記の評価
下の★をクリックする事で、この手記を5段階で評価できます。お一人一度までとなっております。