壊れてしまう前に

どうしてこんな風に思ってしまうのかな？
好きになったりしたらだめだったかな。
出会ってなくてもきっとお互いにそれは幸せだったはず。

一緒に居るのに、２人の時間は誰にも見えずに進んで、
一緒に居た事実は何処にもなくて、一瞬で終ってしまう一日は、日に日に心に穴を開けていくように感じるの。

何も失なわないなら、何も手に入れられないよね。
目に見えるものは何も無いのに、もうすぐあなたには家族が増えるね。

その日は、耐えるべきなのかな？
きっと、あなたは喜んで涙を流したりもするんだろうね。
それでも一緒に居れば、今まで通りで居てくれるんだと思う。
それは都合のいいことで、今まで通り、何も変わらず、過ごしていけるんだと思う。
けど、正しいこととは思えない。

だとしたら、どうなるの？
あなたを失うの？
もう、平気？
あなたじゃなくても同じ？
でも・・・

このまま、２人で傷ついて、周りも傷つけることになるなら、
それは、間違いでしかないのでしょう。

そして、新しいイノセンスな存在は傷つけられても、気づかず、気づかずに人を傷つけていく。
純粋に祝福されて生まれてくる存在は私にとっては脅威です。
無垢を羨み、疎んでしまっては、私は惨めすぎます。辛すぎる。

壊れてしまう前に終ってしまいたい。
壊してしまうなら終らせてしまいたい。
嫌いになる前に、嫌われる前に。

だから、我儘だけど後少しだけ。
その日が来る前まではもっと楽しいことしよう。
ずっと忘れないような。

そして、最後に望むのが、あなたの幸せであるように・・・
最後のその瞬間でさえも幸せだと感じられるように・・・

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