あなたの幸せは俺を忘れる事が一番

やはり憎まれてるのかな。
全てを捨ててあなたの元に行けなかったから･･･
行かなかったから。

行けるなら、とっくに行ってたよ。
俺だってお前を愛してるのに。
好きで好きでたまらないのに。
ずっと一緒にいたいのに。毎日抱きしめても足りないのに。

でも、でもね、ありすぎる障害をどうすれば乗り越えれるのかわからなかった。
笑顔の好きな俺が、子供達を泣かせて自分が幸せになるのを許せる人間じゃないから。
そんな俺だから、あなたに辛い思いさせて、泣かせた事で自分の笑顔が消えたことを、
子供達に泣きながら教えられた。

でもそれは自業自得だし、あなたがくれた時間は幸せすぎて、
ありのままの俺の時間だったから･･･

本当は今でも愛してる。
今すぐにでも抱きしめたい。
連絡したい･･

でもね、弱かったあなたが初めて強い意志を見せてくれたから、
もう俺も連絡しないと決めたんだ。
嫌われても、憎まれてても、今のあなたが幸せになるには、俺を忘れる事が一番なのがわかったから。

彼をつくったあなたを、辛さや寂しさから嫌いになって忘れようとしたけど、
無理だったから決めたんだ。
好きなままの気持ちを来世に持って行こうと。
すぐに見つけて、俺の苗字名乗ってもらおうって　。
今の世で出来なかった結婚をして、二人で子供作って一生愛し続けていこうって。

だから･･･だから辛くても頑張っていてね。
自分を大切にしながら強く生きていてね。
来世では今の何倍も何十倍も幸せにしてあげるから。
一生愛し続けていつも安らぎをあげるから。

その為に辛くても、寂しくなっても、男として成長するために今を頑張ってるから。
負けずにがんばっていてね。
愛してるよ　ずーーーーーーーと。
来世を楽しみにしてるから･･･

今のあなたに幸せがたくさん来ますように･･･
さようなら･･･

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