遠い街で一人頑張ってる彼。
だけど、私は何もしてあげることができない。
今、彼は何してるかな?
お昼はちゃんと食べる時間あったかな?
職場での彼の姿を知ることはないけれど、
がむしゃらに頑張ってる姿が、
私の心の中にいつも浮かんでくる。
「中々メールできなくてごめんね」
「いいよ。ちゃんとわかってるからね。」
ちゃんと分かってくれてる。
重症の泣き虫で、寂しがりやで、
そんな気持ちをうまく口に出せなくて、
モジモジしてる。
そんな私を彼は見抜いて、
電話で謝ってくれたり、写メしてくれたり、
ムービーも送ってくれる。
「今、洗濯したところだよ」
「ご飯食べたよ」
「一緒に眠ろうね」
そんなメールも毎日くれる。
それ以上のことを求めてしまったら、
私は単なるわがままな女だなって、
思わずにはいられない。
ただね。
恋しくて恋しくて、
涙が溢れてしまうことがあるよ。
あなたがいる町は、
私がいる町からは、
どんなに見晴らしがいい場所に行っても見えないから。
すぐ手が届く場所に、
彼がいてくれたなら・・・
恋しくて涙して・・・
私も女だったんだって、
いつも思ってしまう。
どこかに忘れてたんだね。
こんな気持ち。
あなたが私に教えてくれたんだよ。
「愛してるからね」
テレながら言ってくれた、
ムービーは私の宝物だよ。
今度会えるのはいつになるかわからないけど、
あふれる想いをこぼさないように、
しっかり抱きしめておくね。
私を抱きしめてくれた時、
大切に大切に、あなたに渡したい。
しっかり受け止めてね。
「愛してるからね」
今夜は私がテレながら、
ムービーを送ります。
- From:カレン
- View:1,010回
- Comment:0
- Trackback:0
- Date:2007/04/02 14:13:00
この手記の評価
下の★をクリックする事で、この手記を5段階で評価できます。お一人一度までとなっております。