あなたの寝顔をそっと見ていた。
だんだん涙が溢れてきて 頬を伝って落ちた。
こうしてあなたの寝顔を見ていられるのは、
あたしじゃない。
ここにいるべきなのは、
あたしではない。
そう思ったら、涙が止まらなくて。
気付かれないように声を殺して泣いた。
涙すら素直に流せない。
泣く時すら、その涙の存在を隠して。
- From:シオ
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- Date:2006/03/24 12:22
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