この手があと数時間でまた別の手に変わる。
その指は私の髪を通り、
その温もりは私を包む。
でも・・・
手からこぼれる気持ちはどうしようもない。
私の知ることの無いあなたの手の行く先・・・
ああ、あと、どれくらいこうして手をつなぎ
あと、どれくらいこの恋に落ちていられるのか・・・
いつかこの手にとりとめも無いほどの雫が落ちると解っていても、
この手で二人は今を繋ぎとめる。
永遠であるかのように。
- From:くまのこ
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- Date:2006/06/20 03:49
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