私はあなたに出会って、愛したことを後悔などしていないけれど。
あなたは、どうなんだろう。
家に帰って、奥様に「お帰り」と言われ、かわいい子供の寝顔をみて。
決して、家族の話をしないあなた。
だからこそ、私はよけいな想像をしてしまう。
あなたは言わないけれど、
「用があるから、今日は会えないなぁ」は、たぶん家族との約束があるからだよね。
よけいなことは言わない、やさしいあなた。
でも、私との時間を作るためにあなたは大切な家族に嘘をつかなくてはいけなくて。
私は気になっても聞けないことがいっぱいだよ。
やっと、一緒に眠れる時間をあなたは作ってくれたのに、私は眠れなかった。
あなたの寝顔を見てたら、幸せなんだけど、辛かった。
あなたの寝顔は奥様のもの。
私のものじゃないんだもん。
初めてあなたの前で泣いちゃったよ。
あなたを愛してから、声を出さずに泣くのが得意になったはずなのに・・・。
あなたは気づいて、何も言わず、頭をなでてくれたよね。
私は「大丈夫」としか言えなかったけど。
あなたはぎゅっと抱きしめてくれたよね。
それだけで、救われた気がしたよ。
ホントは、もっと素直に心を伝えられたらいいのに。
でも、そしたらまた、あなたを困らせることになるのかな。
- From:miko
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- Date:2006/06/09 09:49
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