その鼻声、頼りない細い肩。
いつも仕事で忙しくて、私服を着る機会なんてないから
常にスーツ姿。
最初は好きになるなんて思いもしなかった。
あなたが移動になるって聞くまでは・・・
いつもそばにいて助けてくれたんだもん。
私には旦那様も子供もいて、毎日幸せに過ごしてた。
なのに、あなたが居なくなるって聞いた7月の終わり・・・
気持ちが抑えられなくなったよ。
あなたは私の旦那様も子供のことも知ってるから突き放されたけど、
やっぱりこの気持ちは、どうすることもできなかった・・・
あなたの部屋であなたに愛されて
私は本当に幸せだった・・・
最初で最後のデートは、お台場に連れってくれたね。
ちょっと酔ったあなたは
「手つなごうか?」と、言って手をとり、
二人で砂浜を歩いたね。
周りから見れば、普通のカップル。
たどり着く先なんてなかった。
それでもよかった。
たまに逢って、愛し合って、
それ以上なんて、望んでなかった。
でも・・・
そんな都合良くいかないよね。
あんな形で引き離されて、私は泣くことしかできなかった。
最後に顔見てお別れしたかったよ。
最後に抱きしめてほしかったよ、強く・・・
一生、心の中であなたを思ってたいよ。
忘れたくない・・・
忘れられない・・・
逢いたいよ・・・逢えなくても、
想うだけならいいよね。
ずっと愛してるよ。
いつか、偶然街で見かけたら、話しかけていいよね?
少しくらいお喋りしてくれるよね?
別れた時してくれなかったんだから、
ぎゅっとしてくれるよね?
- From:SEAMO
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- Date:2006/09/13 2:11:00
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