最初の頃の私は、あなたにいろんなことを求めてばかりでした。
メールが来ないと、「もっとメールちょうだい。」
会えない日が続くと、「どうしても会いたい。」
イライラして、恨みがましいことを言っては、
あなたを嫌な気持ちにさせました。
自分だけが損をしていると本気で信じていました。
自分だけが辛い思いをするのは、もううんざりだと、
別れ話をした時も、あなたは真面目にやり直そうって言ってくれたのに。
私は自分のことしか考えないで、あなたに辛く当たり、
あなたの声に耳を貸さなかったこともありました。
その頃の私は、自分が何になりたかったのかわかりませんでした。
自分の苦しみは、自分が作り出していることに気がついていませんでした。
そうして、長い時間葛藤したり、泣いたり、考えたりして、
ようやく私にもわかりました。
次に会う日の約束すらできない私達は、とても不安定な関係かもしれないけど、
あなたへの思いだけが揺らがない確かなものであり、私という存在の証です。
友達にも言えない、親にも言えない、今こんな関係だからこそわかります。
これからも私は友達でも、恋人でも、あなたの望むものになります。
あなたが無いもので私が持っているものがあるなら、
愛でも、能力でも、身体でも、お金でも全部あげたいと思います。
あなたが幸せなら、私も幸せです。
あなたへの想いがなかったら今の私もいないのです。
あなたは私の全てです。
- From:megu
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- Date:2006/09/10 11:02:00
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