別れ

想い

恋の灯

午後から激しさを増した雪が、道路を真っ白に染めていた。隣の店のチラシが風に舞ってその雪の上に叩きつけられる。窓は曇って外の世界をぼんやりと映し出していた。
思い出

終わりが来るとは・・・

本当に偶然の出会い。バーチャルな世界からリアルへ。ほんのひと時の遊び・・・いつからか、かけがえのないものに。振り返ると、一瞬の出来事。思い出すシーンは2人だけの世界。楽しい時がずっと続くと思い始めていた。
思い出

時を越え

「結婚します」と言ったら、あなたは少し寂しそうに言ってくれた。「おめでとう。」話すときにフォークをクルクルと回すくせや、髭剃りがヘタなことや、ほおづえや。何一つ変わらない、大好きだったあなたが目の前にいる。
思い出

大切にするからね

「みちと俺でしか作れなかった思い出。二人でしか作れなかった思い出。大切にするからね。」これが彼からの最後の返信・・・