想い

あなたのことが、大好きです。とても　とても　大好きです。どこが好きかと聞かれても困るけど、全部が好きかと聞かれたら困るけど、あなたの全てを受け入れるといったら嘘になるけど、それでもあなたと一緒にいたいんです。

メールの未送信が増えてくる。書き換えては、全く違うクールな内容だけを送信･･･本当はもっと違う言葉を伝えたい。　愛していると、何度も何度も伝えたい。

今彼は、新たな場所で節目を迎えてる。私は、今いる場所で新たな気持ちで笑ってる。来年の春に、新たな場所で二人のうちのどちらかが出発することを感じていた。

底辺にいたんだ、あの頃の私は。立ち上がろうにも、背中の荷物が重すぎて、前を向いてみても、針の穴ほどの光は、遥か･･･遥か遠くだった。

終わってしまった。なのに彼に執着している。みっともない、情けない、しつこい・・・分かっているけど、心の整理がつかない。たわいのないメール。それだけで「知人」の一人を一生懸命演じています。

夜中、突然あなたからの電話。『声が聞きたくなって・・・』と、とても辛そうなあなたに、私は『大丈夫？』と聞く事しか出来なかった。

貴方と二人でいる時間は、私にとって本当に幸せな時間。貴方と離れている時間は、私にとって耐え難い苦しみ･･･。

あなたは痛みを知らない。今を生きているから。私には痛みがある。未来を夢見るから。この道を選んだのは私。あなたを選んだのは私。