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トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのかの詳細

トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか
トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか
横田 一
佐高 信
『週刊金曜日』取材班
金曜日
グループ:Book / ランキング:6553
価格:¥ 1,050
ポイント:10 pt
発売日:2006-06 / 通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー

おすすめ度:おすすめ度

世界のトヨタも普通の企業 おすすめ度 (2008-08-04)
本書は「週刊金曜日」というスポンサーや広告に頼らない雑誌から生まれた本である。
それゆえ日本最大のスポンサー企業であるトヨタ自動車についても堂々と批判的な記事
を書くことができる。
これは日本のマスコミとしては喜ばしいことであるように思える。

内容としては、トヨタの労働環境や企業体質などについて書いているものであるが、
サービス残業や過重労働、メンタルヘルス、労働組合の馴れ合いなどはどの企業でも
抱える問題であるような内容ばかりでもあるような気はする。
ただこれらの実態が中小零細企業ではなく、世界のトヨタであるがゆえにセンセーショナル
であることは認められる。
ただそれ以上のものではないようにも感じられる。

結局のところ、多少の行きすぎはあるにしても、トヨタという企業が特殊で悪徳というわけ
ではない。
企業とは利益を追求するものであるからである。
とはいえ、このような実態を続けることがイメージダウンにつながるとわかれば、おそらく
労働環境も企業体質も変えていかざるをえないだろう。
それもまた、企業というものだからだ。
ただ実質的に今のところそれを実感できる(もしくはうまく隠匿し続けられている)状態に
なっていないから現状のままなのである。

その原因がどこにあるのかといえば、それは偏に、金さえもらえれば批判し、暴露すること
を忘れてしまう日本のマスコミの不甲斐なさにあるのではないかと思われる。
本当に糾弾されるべきは、金に目が眩んだ日本の大マスコミなのでは?とも思うのだが、
いかがなものだろうか?
批判的で偏った見方だと思うが・・・ おすすめ度 (2008-05-27)
率直な感想は、
 
 「こういう視点もあるだろうが、あまりに偏った見方で批判的すぎる」

 書かれている内容を思いつくまま箇条書きにすると、

 1、内装が豪華なだけのうわべだけの自動車づくり
 2、圧倒的な宣伝広告費でマスコミを押さえ込む
 3、利益追求で周りのことや人の心も考えない企業体質
 4、コスト一辺倒でおろそかにされる安全対策
 5、表面だけの環境対策。消費者は宣伝広告にだまされている

 一つ一つに反論はありますが、「あぁ、ただ出る杭を打つことだけにとらわれ
ているなぁ」と感じたのが 4 の項目。
 仕事柄、トヨタさんの安全対策には泣かされるほど安全対策に気を使われてい
るのがトヨタ自動車さんです。 はっきり言って、他のメーカーさんとは比べも
のになりませんし、「こんなの無駄でしょう」と思うぐらいの対策が施されてい
ます。
 それをある一つの死亡事故(これはこれで不幸なことですが・・・)を取り上
げて論ずるあたりが筆者の「偏った視点」と感じられる部分で、これだけで「読
むに値しない本」と思わせてしまうところが残念です。

 5については一部参考になるというか、「おぃおぃ、トヨタさんの裏表が残念
だよ・・・」という内容がありました。
 それが、

  「全車種平均燃費の悪化」
      と
  「カルフォルニア州環境対策法律への反対表明」

 プリウスなどハイブリッド車で環境対策をアピールしておきながら(ハイブリ
ッド車に関する見解はイマイチの分析です)上記のようなテイタラクはないべ。

 まぁ、本書が出版されてからすでに 年経過していることと、筆者の「偏った
視点(分析)」で書かれた本ですから現在はどのようになっているかは疑問です
が・・・・

 とにかく本書の筆者には、「悪いところは指摘し、良いところは誉める」とい
う「中立的な立場」から本を書いていただければと思った書籍でした。
追求がまだたりない。 おすすめ度 (2008-05-20)
自分は、20数年まえからトヨタに出入りしているが、昔は、今ほど、奢りの雰囲気を、みなかったが、最近は、工場内を歩いているだけで、その臭いがプンプンしてくる。また、工場内は、派遣ばかりで、それを指揮する正社員はわずか。装置などでいろいろ訪ねても、派遣ではわからない。下請けの社長さんは、購買の若いねーちゃんに文句をいわれ、泣きながら(実際は心のなかで泣いている)請求書をもってかえったとか、いじめとか言っているが、そんなにあまいものじゃない。トヨタの車を買ったが、2回続けて、初期不良、さらにひどいのは、自分で修理したり、サービスにトラブルシューティングを施したりとどっちが、車屋なのかわからないこともあった。とまあ、文句をあげればきりがないが、昔に比べれば、頭ばかりでかくなって、体がやせ細ってきている人間のような状態(ある意味宇宙人のような体型を連想させる)で、土台から崩れてきている気がするのは、自分だけではない。関わっている人の何割かは、そう思っている。
ほんとなのかな。 おすすめ度 (2008-05-05)
私はそれこそマスコミで騒がれているトヨタしかしらないのでこの本を読んで本当の姿なのかなあって思ってしまいました。実際問題、友達からトヨタのせいで雨が降るとトヨタの輸送のせいで道が渋滞するとか聞いたことがあるし、働く勤務状態も大変というのを聞いたのでこの本に書かれていることもあるのかなって思ったりして。もっといろんな方のトヨタの見方が知りたいなあって思いました。
闇は闇でも「白い闇」 おすすめ度 (2008-02-11)
私の勤務先においてもトヨタは大株主でありますので、この本を読むときの
リアリティーは無関係の方々とは異なります。
そんな私の目から見ても、著者たちはなかなかよく見ているなと思いました。

特に補助金をせしめるやり口は巧妙で、下請けを絞り上げる事以外にもボロ
い儲け方をしている事がちゃんと説明されています。
改善活動にも初期投資が必要ですが、これらのような手段で捻出されているから
できるのではないでしょうか。

それができない中小企業は外国人労働者にたよらないといけないわけですが、
そんな労働者の子息たちの日本語教育のためにNGOがトヨタに資金提供を
お願いしても、「税金を払っていることと全国に工場があるので特定の地域の
団体に寄付はできない」と断られるわけです。
しかしトヨタは自民党には7000万円も年間に政治献金しています。トヨタの
車を買った人たちの政治的信条はさまざまであるはずなのに、特定の政党に
寄付する事だけはOKなのでしょうか。

連続二直の大変さも経験した私にはわかります。星1つの評価をしている人たちは
そんな経験などほぼ無いでしょう。

かんばんについては補足しておきたいです。月度の生産計画に対する平準化で
かんばん運営するのが基本なので、次月(N月)の確定情報とN+1月・N+2月
の内示情報が比較的正確なトヨタの発注については業者の立場からすれば
比較的やりやすいかも知れません。
また、かんばんは道路を倉庫代わりに使っている点も本書指摘の通り。
今でこそ鉄道での輸送を増やしつつありますが。

同じ闇でもトヨタの場合は白い闇でしょう。闇である事に部外者は気づきにくい。
しかしトヨタも自ら招いた二極化でレクサスと軽自動車・小型車しか売れなくなれ
ば、企業としての立場も変わらざるを得なくなるかも知れません。
タコが自分の足を食べて成長などできるはずもないからです。
企業の役割は政治介入ではなく、もっと別の事にあるのではないでしょうか。
本書の指摘はその点からも真っ当と考えます。

尚、車そのものの出来についてはニューモデルマガジンXの「ざ・総括」を
読んでおけばよろしいのではないでしょうか。

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